書籍「保育の自由」にご紹介いただきました
2015年に施行された子ども・子育て支援新制度や、2018年に導入された「新指針」の背後に山積する保育現場の諸問題に基づき、今後の保育の在り方についてさまざまな解決策を提案されている書籍「保育の自由」に、京都市「たかつかさ保育園」理事長 藤井さんの、養蚕をはじめとする多種多様な取り組みが紹介されています。
その中で、「たかつかさ保育園」の園児が養蚕に必要としていた桑の木を、京都桑田村が育てることになったいきさつなども紹介されており、その結果、「幼児教育を担う保育園と、社会教育を担う公民館との協働が生まれ」と書かれている通り、園児と高齢者の世代間交流が生まれ、子ども達の発達に良い影響を与え続けていることを確信する藤井さんの取り組みに対し、著者の強い関心が伺えます。
「保育の自由」
出版社:岩波新書
著者:近藤 幹生
発行年月日:2018年12月20日
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